みなさんこんにちは。ぽんさんです。
またもや本紹介記事です。
最近ちゃんとロードバイクにも乗ってあげれてないのでロードバイクで遠出したいものです。
今回はタイトル通り「桜のような僕の恋人」を読んだので感想を綴っていきたいと思います。
あらすじ
美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は…。桜のように儚く美しい恋の物語。
BOOKデータベースより。
もうあらすじを見ただけで物語の行く末が薄々わかってしまいますね。切ない物語です。
どちらかといえば美咲視点で話は進行していきます。
早速感想に入っていきたいと思います。
感想
もうタイトルだけでやばいですよね(意味深)
普段、読書のために睡眠時間を削るということはしないのですが、今回はラストの追い上げで相当な夜更かしをしてしまう程でした。
桜には季節外れですがどの季節に読んでも大丈夫ですのでご安心ください(笑)
印象に残ったものを上げていきたいと思います。
とにかく2人の心情が痛いほど伝わってくる
晴人が美咲にアプローチをかけるところは一緒に緊張するし、美咲の晴人への思いが綴られている場面はすごく胸が痛くなりました。
晴人の何気ない言葉
晴人の何気ない言葉が美咲の心に焼き付いているのがとても切なく感じました。
誠実な晴人の一言一言が美咲の心を動かしたんだなぁと感じました。
とても胸が痛くなる兄妹愛
両親を亡くし親代わりに妹を見てきた兄。
病気になった美咲をなんとしてでも救おうとする少し不器用な兄の妹を思う気持ちがとても胸に突き刺さってきます。
涙が止まりませんでした。
美咲の切ない心情
病気が進行していき、徐々に衰弱していく美咲。
どれだけ体は衰えても晴人を想う気持ちは変わらない美咲。
最初は病気に抗っていたが抵抗むなしく朽ちていく身体。
とても切ない美咲の心情に涙涙でした。
まとめ
物語中盤以降はずっと泣きっぱなしでした。
ここまで本を読んで泣いたのは初めてでした。
あまりこの手の物語は少し敬遠していたのもありますがとてもいい作品に出合えました。
この作品はタイトルを見る限り春が主なのかなとも連想されがちですが、四季折々の描写がきちんと出てきますので春でなくても楽しめる作品となっております。笑
とても感動する作品となりますので是非お手に取ってみてはいかがでしょうか。
是非、お勧めします。
以上、ぽんさんでした。
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