『君の色に耳をすまして』感想

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みんさんこんにちは。ぽんさんです。

最近仕事が忙しく、全く本を読む時間が作れず、空いたほんのわずかな時間で少しずつ読んでやっとのことでこの本を読むことができました。

いい作品だったので本当は一気に読んでしまいたかったのです。時間が作れず本当に残念でした。

さて、今回は小川 晴央著書、『君の色に耳をすまして』を読んだのでその感想を綴っていきたいと思います。

では、さっそく。

 

あらすじ

声の色が見える僕は、透明な君に恋をした。
『僕が七不思議になったわけ』の著者最新作!

芸大に通う杉野誠一は”声の色”で見たくもない人の感情や嘘が見えてしまうことに悩まされていた。そんな彼がキャンパスで出会ったのは声を失った透明な女の子。
『川澄真冬』と書かれたメモ帳で自己紹介をした彼女は、誠一の映像制作を手伝いたいと申し出た。不審がる誠一の前に、古ぼけたカセットが置かれる。そして、彼女は手伝う条件として、テープに録音された姉の歌を映像に入れて欲しいという。
声の色を気にせず話せる彼女に惹かれ、生まれて初めて心の色を知りたいと願う誠一。だけど、彼女の透明な色には秘密があって――。

Amazonより引用

人が発する声の色で感情が読み取れる主人公『杉野 誠一』

芸大の映像科に通っている。

そんな彼が大学で出会った『川澄 真冬』

彼女はある事件をきっかけに声を失ってしまった。

彼女は、映像科の課題を手伝う代わりにテープに録音されている、十年前に亡くなった姉の歌を映像に入れてほしいという。

撮影をしているうちに声の色を気にしないで話せる真冬に惹かれていく誠一。

しかし、彼女には誰にも言えない秘密があるーー

 

若干ファンタジーっぽい恋愛ストーリーです。

この手の作品は大好物なので早速いくつか挙げていきたいと思います。

 

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”声の色”がとっても想像しやすい

とっても感情を色で表現するのがうまく、とてもイメージしやすかったです。

嘘の色だったり怒りの色、罪悪感の色がとっても的確に表現しており、非常に読みやすく感じました。

この作品の芯の部分である”声の色”

これをどう文章で表現するのかがとても気になって購入しましたが、期待を裏切らない作品になりました。

 

声の出ない真冬のコミュ力

あらすじにも書いてある通り、真冬には声が出ません。

しかしながら表情や身振り手振りで、コミュニケーションをとり、周りを楽しくさせる能力はとても読んでいて元気が出ます。

自分にもこんな風にコミュニケーションが取れたらなぁと思ってしまいました。笑

 

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自分の殻に閉じこもる誠一

声の色が見えるという一見便利ですごい能力。

しかし、幼少期にその声の色が見えてしまうせいで大学生になってもトラウマを引きずってしまうような出来事を作ってしまった能力に悲観し、次第に他人とのコミュニケーションに距離を作ってしまい、自分の殻に閉じこもってしまう誠一。

そんなときに出合った声の出ない少女真冬。

声が出なければ声の色も見えない。

しかしあれだけ悲観していたその能力に頼りたく待ってしまう自分がいる。

好きな人の声の色を見て自分のことをどう思っているか知りたい。-

そう思ってしまう自分が少し嫌になってしまう。

そんな誠一の葛藤を読んでいて非常に共感できる作品です。

 

真冬の秘密とは、感動のラスト

あらすじにもある通り彼女には誰にも言えない秘密があります。

後半で、一気にその秘密や動機などが明らかになっていき、めくるページが止まりません。

多少ミステリー要素も入っていて後半はいろんな伏線を拾っていく形となります。

そして、すべてが明らかになった時、読んでいるあなたは涙が止まらなくなるでしょう。

 

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まとめ

”声の色”というファンタジー要素を軸に進んでいく物語ですが、非常に読みやすくこのファンタジー要素にも苦戦することなく非常にイメージしやすい作品でした。

アニメ化されるともっと面白くなりそうな作品だなぁと感じました。

また、ミステリー要素も含まれており、真冬の秘密を知った時、涙が止まりませんでした。

登場人物の心情を表現するのがうまく、感情移入しやすい作品でしたので読書初心者のぽんさんにも読みやすい作品となりました。

他人とのコミュニケーションに疲れや疑問を持っている方にはきっとこれからの人とのかかわり方を考えさせられる作品となるかと思います。

是非、読んでみてください。おすすめします。

 

以上、ぽんさんでした。

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本当に平凡な人の読書感想や旅行のおすすめポイントなどをまとめたブログです。たまに語りだしたりしちゃいます。ちなみによく聞かれますがこのブログの読み方は「ぽらいふん」です。