『ふがいない僕は空を見た(窪 美澄)』感想

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みなさんこんにちは。ぽんさんです。

今日は『ふがいない僕は空を見た』をよんだのでその感想を書いていきたいと思います。

では早速。

 

あらすじ

高校一年の斉藤くんは、年上の主婦と週に何度かセックスしている。やがて、彼女への気持ちが性欲だけではなくなってきたことに気づくのだが―。姑に不妊治療をせまられる女性。ぼけた祖母と二人で暮らす高校生。助産院を営みながら、女手一つで息子を育てる母親。それぞれが抱える生きることの痛みと喜びを鮮やかに写し取った連作長編。R‐18文学賞大賞、山本周五郎賞W受賞作。

-Amazonより-

高校一年の『斎藤 卓巴』は、コミケをきっかけに一回り年上の主婦の『あんず(岡本 里美)』と出会う。

卓巴とあんずは週に何度か、あんずの家でセックスをしている。最初はあんずと卓巴の利害関係が一致していただけの関係だった。しかしやがてその関係を超えた感情が芽生えてしまう…

認知症を患った祖母と二人で劣悪な環境で育ちながらも、バイト先の先輩から様々な助けをもらいながら成長する『福田 良太』

卓巴の事がこの事件があってもまだ好きな気持ちが消えない『松永 七菜』

卓巴の母親であり、女手一つで卓巴を助産院を営みながら育ててきた『寿美子』

彼らがそれぞれ抱えながらも生きていく苦悩や葛藤を描いた物語。

 

では早速いくつか気になったところを書いていきたいと思います。

 

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タイトルの意味

タイトルにもある、『ふがいない』とはどのような意味なのかまずそこからはっきりしておくとこの作品をより楽しむことができると思います。

『ふがいない』とはーーーーーーーーーーーー

情けないくらいだらしがない。意気地がない。

-三省堂 大辞林参照-

この『ふがいない』の意味に注目しながら作品を読むことによってより一層楽しめるかと思います。

 

卓巴とその周りの人物の1年を描いた物語

卓巴は高校1年の時にあんずと不倫の関係に陥り、周囲の人間から多様な嫌がらせを受けていきます。

しかし、卓巴にかかわるその他の登場人物にもそれぞれの苦悩があります。

『ふがいない』彼らたちは現状を中々自分から変えることができません。

様々な出来事や経験を経て成長していく物語です。

 

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まとめ

非常にリアルな内容で作品のイメージもつきやすく読みやすい内容の作品でした。

R-18作品ということもあり、官能的な表現も多い作品ですが下品さは一切なくいい具合にまとまっている作品でした。

個人的には良太の場面が非常にぐっと来てしまいました。

読者の感じ方でどの場面がぐっとくるかは違うかと思います。

皆さんもぜひ手に取ってみてください。

以上。ぽんさんでした。

 

 

 

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本当に平凡な人の読書感想や旅行のおすすめポイントなどをまとめたブログです。たまに語りだしたりしちゃいます。ちなみによく聞かれますがこのブログの読み方は「ぽらいふん」です。